後継者・事業承継の成功条件を簡単にわかりやすく解説6

長・中期事業計画を策定する

事業を承継してもらう後継者像を描き、具体的な後継者候補を選定したら、次代の経営後継者へのバトンタッチを中心に据えた長期事業計画を策定します。長期計画というのは、通常5年以上先までの計画のことを意味します。

中小・零細企業においては、長期にわたる事業計画を策定する習慣を持たないところも多いと思いますが、事業承継を決意したならば、必ず長期事業計画を策定しなければなりません。経営者の最大の仕事は事業承継であるとの覚悟で真剣に策定します。 

長期事業計画で大切なことは、いつどのタイミングで何をするかという重点項目を決めることです。具体的に言えば、後継者に経営を引き継ぐ時期を明確にします。そこからさかのぼると、いつ何をしておくべきかが見えてきます。長期事業計画を策定したらそれに基づいて、3年間の中期事業計画を策定します。

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