後継者・事業承継の成功条件を簡単にわかりやすく解説2

経営理念を明記して社内外に徹底する

会社を永続的に存続させるためには、経営理念を明確にしておくことが不可欠です。特に創業経営者の場合には、会社のあるべき姿や守るべきことなどは、すべてオーナー経営者の頭の中だけにあるというケースがよく見られます。

事業を後継者に承継するに当たって、これらの頭の中にある理念明文化して、従業員や社外に説明できるような形に作っておくことは極めて重要です。そうしておかなければ、後継者に何を継いでもらいたいのかが不明確であり、従業員の仕事の方向性もバラバラになってしまうでしょう。

経営理念は、形式だけ整えても意味がありません。経営者が日常的に語っている言葉や、従業員に教え諭している言葉などを凝縮して作成することが大切です。事業承継は、後継者に理念を継いでもらうのです。

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