両親を敬い感謝する
会社を継ぐということは、家を継ぐということに類似しています。会社には経営理念があって、社会的な使命があります。それらを引き次いで、代々継続していくわけです。長い歴史の中で、先代からバトン をもらい、そのバトンを次代にわたすのです。
したがって、後継者が子である場合はもちろん、他人が継ぐ場合であっても、自分の両親を敬い感謝する心を持っていなければなりま せん。自分は歴史の中の一人であるということを認識し、生んでくれた親に感謝する心がなければ、後継者としての資格がありません。
正当な理由もなく、親を批判したり馬鹿にするなどは、とんでもない話です。父親は永遠のライバルであり、負けたくない気持ちはわかりますが、まず素直に感謝することから始めましよう。