常に学習し不断の努力をする
後継者の一挙手一投足は、必ず先代と比較されます。そして比較されるときに言われることは、大半が「先代ならこんな判断はしなかったのに」などという否定的な言葉です。先代が創業者でカリスマ性があった場合は、なおさらです。
このように先代と比較されてけなされることは、後継者なら誰でもそうだというように、割り切って考えることが必要です。これを克服するのには、急がば回れという言葉の通り、地道に一歩一歩、実力を付けていく以外にありません。
がむしゃらに頑張り、気がついたときには、誰も先代と比べていなかったというのが、先輩のたどってきた道です。後継者には、先代以上に、常に学習し不断の努力をすることが求められています。
