事業承継の6つの種類

事業承継の6つの種類

親族に対する 『単独承継』

オーナー企業では、最も一般的な事業承継の方法です。親から息子(または娘)へ承継する一子相続がその代表です。親から子へ、そして孫へというのが、典型的な単独承継です。特に、中小企業の事業承継においては、親族への事業承継が最も多く、周囲の理解も得られやすいので、安心感があります。

親族に対する 『共同承継』

現経営者の親が複数の子供に「共同経営」として会社を継がせるのが代表的なパターンです。会社分割によって、2社に分けて、2人の子供に継がせるという方法もあります。オーナー企業では、よく見られる方法です。

従業員に対する 『社内承継』 (オーナー権を存続)

現経営者または、妻や子供などの相続人が、会社の株を所有したまま、経営に関しては従業員に委ねるというのが、このケースです。オーナーの子供が会社を継ぎたがらなかったり、子供がいない場合に、この方法が取られます。従業員の中から後継者を選んだり、あるいは 外部の知人を後継者として招聘する場合は、親族に承継するよりも、周囲の関係作りに注意が必要です。

外部から招聘する 『社外承継』 (オーナー権を存続)

MBO(Management Buy Out)と呼ばれる経営陣による買収、EBO (Employee Buy Out)すなわち従業員による買収と呼ばれるのが、この手法です。現経営者が、会社の権利を手放して、社内の役員や従業員に、財産面も経営面も完全に譲渡するケースです。

外部に譲渡する『社外承継』(オーナー権を放棄)

M&A(Merger and Acquisition)と呼ばれる手法です。現経営者が、外部の第三者に株式を売却して、会社を譲渡することにより、会社から完全に離れるのが、このケースです。会社全体を一括して譲渡する場合と、会社の一部の事業を売却する場合があります。

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